早いもので、ヨガインストラクターとして初めてのレッスンをさせていただいた2024/4/21から一年が経ち、1周年を迎えることができました。

まずはこれまで出会い関わってくださった皆さまに感謝の気持ちをお伝えしたいです!いつもありがとうございます。

今回はこれまでを振り返りながら、心の葛藤も含めて赤裸々に語っていきたいと思います。これからインストラクターになりたいという方も、きっと通る方が多い道なんじゃないかと思うので、ぜひ最後まで見てみてくださいね。

なぜヨガインストラクターに?

ヨガとの出会い

私は新卒の頃からIT企業でエンジニアとしてお仕事をずっとさせていただいていました。
座り仕事なので、首・腰や背中が悲鳴をあげていたり、そもそも運動不足すぎて、これはよろしくない!と思い、姉と某大手ホットヨガスタジオに体験レッスンに行ったのが、一番最初のヨガとの出会いです。

初めてなのになぜか中級に近いくらいのクラスを取ったので、もう滝汗だし筋肉プルプルだしで、大変ではあったんですが、なんか終わった後のスッキリして、モヤモヤしてたこともなんか気にならないみたいな、そんな状態でした。これは続けてみたい!ともう即決でしたね笑

気付いたらヨガ中心の生活に?!

波はあったものの、気づくと平日でも仕事終わってすぐヨガスタジオに行って帰ってきて寝る、みたいなそんな生活になっていました。むしろヨガするために仕事するみたいな…笑笑

仕事の後にデートしたり、好きな仲間と飲み会があると、ワクワクして仕事の時間も終わらせるぞー!って気持ちで仕事するみたいなこと、みなさんもあると思います。その対象が私はヨガに向いていたんです。

何がそんなにハマったかというと、私は元々やらなきゃいけないこと、考えなきゃいけないこと、他の人から言われた言葉、そういうのをずーっとぐるぐる考えてしまう思考の癖が酷かったんです。
そんな私だったからこそ、ヨガの時間では無心になってただ自分の体に向き合って一生懸命動いてみる、何にもしない時間がなんか心地いい、そんなことが日々のぐるぐる思考から解放してくれたのが当時の一番大きな恩恵でした。

それに加えて、うまくいかない、辛い、苦しいこと、日常を過ごしていればあると思いますが、そういう時こそすごくヨガに救われたんですよね。
インストラクターの方がかけてくれる言葉、何か達成する必要のない中でいられる、その空間や言葉に感動して気づいたら泣いていることもありました。笑

そんなヨガ中心の生活になると、そのスタジオの方からもうインストラクターになってしまったら?!紹介するよ、と声をかけていただくことが増えていきました。
その頃からヨガインストラクターになるという選択肢が私の中にできていったんだと思います。

いざ指導者養成講座を受けに行こうと思ったきっかけ

26歳のころ、この20代後半の時期って、人生を見直すというか、このままでいいのかな?みたいな気持ちになりませんか?笑
私は結構この時期そういうふうに思うことが多くて、周りも転職をしたりする中、自分のキャリアや生き方はこの感じで続けていって本当に後悔しないんだろうか?と思っていました。

もちろんそれまで続けてきたエンジニアの仕事の面白さも感じていたからこそ続けられたんですが…

でもやっぱり心が動いて感動するようなレッスンをされているインストラクターの方の姿を見ると、
私もそんなふうに周りの人たちを、
勇気付けたり、
やさしい気持ちになれたり、
どう思われるかではなく自分がどうありたいかを大切にして、
自分のことをもっと好きになったり…

そんな風に思える空間や居場所を作っていきたいなという気持ちが強くなっていきました。

イシュタヨガ指導者養成講座をいざ受講

どうしてイシュタヨガを選んだのか・・など話しているととっても長い話になりそうなので、
この話は別でお話しさせてください!

別で記事作成したらこちらにリンク貼りますね!

初めてのレッスン

養成講座でもちろん指導練習がありましたが、実際の現場は私が初心者インストラクターかどうかなんて関係ない&知らない話ですから、心臓が飛び出そうとはこのことであるくらい、ドキドキバクバクでした。笑

それでもどうにかレッスンを滞りなく終えることができて、初めての一歩としては、友人や家族に来てもらって良いスタートが切れたんじゃないかなぁと思っています。

葛藤

予約0?!!

最初の方こそ、友人に声をかけたりして人を集めていましたが、
それも少し落ち着いてくると、予約が0なんてことはザラにあるような状態が続きました。

予約が入ってなかろうとギリギリまで準備は進めているので、それはそれは悲しいでしたし、自分の価値を疑うというか、私が届ける意義はあるんだろうか?と悩む日が多くありました。

結果にとらわれない!この状況もヨガ哲学がヒントをくれました

ヨガの教えの中に「イーシュワラプラニダーナ:結果に囚われない、祈念」というものがあります。
まさにこの教えがその時の私の思考を切り替えさせてくれました。

ヨガのレッスンの予約が入らなかった、これは結果ですよね。
私が介入できるのは、そもそも良いレッスンをするために内容を磨くこと、人を集めるためにSNSを更新して告知したり、チラシを配ったり、ヨガイベントのサイトに掲載を依頼したりすること。
集めるための行動はできるけど、集まるという結果は私には左右できないです。

だからこそ、集めるための行動は誠心誠意、一生懸命やってみるけれど、そこから先はある意味神の領域?!!笑
結果に囚われず、予約がなければ、YouTubeの撮影に使って、綺麗な場所で撮れてラッキー!と思ってみたり、そんなふうに思考を切り替えられるようになりました。

普段のレッスンでヨガの教えについて最初お話ししているんですが、私もみなさんにお伝えしながらもまた気づきがあったり、ヨガ哲学を学ぶのはすごく楽しいし面白いものです(^^)

初心

目の前のことに追われていると、ついつい自分が何のためにこれをやっているのか、何につながっているのかわからなくなってしまいがち。
仕事や生活全てにおいてそうだと思います。

こういう振り返る時間はすごく大事だなぁとこの記事を書きながら私も思っています。
初心忘れるべからず!で、何のためにヨガを伝えたいのかその価値観を書いた紙を、部屋の壁に貼っておきたいと思います。

ヨガの世界でもサンカルパという心の底から湧き出てくる願い「サンカルパ」というものがあります。それを紙に書いて貼っておいてもいいかもしれないですね!

それではまた!